尾森ノート5

していることの明確化

物事に取り組むときに、「物事に取り組もうとする」という言葉がある。「物事に取り組もうとする」はそう思っているだけであって実際にしているかは分からない。そして、大方そう思っているだけであるから実際にはしていないのだ。

自分自身を客観視すれば、物事に取り組んでいるのか、そうしようとしたのかが見えるはずであるから、逆に言えば自身を客観視する視点を持ち合わせていないということになる。

「取り組もうとする」は自分自身に構えを作り出す。

その構えで持って、「○○したらどうしよう、こうしよう」と考える作業というのは、実際とは関係がないだろう。

実際は、そのことに取り組んで見なければ分からない。

「リスク管理」や「予測」、「時間管理」や「自分軸を通す」など、さも先々のことを分かったつもりになって、自分自身の取り組みをマネジメントするのもいいが、自分の計画通りに物事が進むということは、逆に言えば、自分自身は何も進歩していないということでもある。なぜなら、計画を立てたのは、過去の自分だろう。

その過去の自分の計画通りであるならば、何も変わっていないということではないか。

一点大切なのは、そうしようと決めたのであれば、そうすることだけである。

常に現場をそのように生きれば、その現場が自分に何かを気づかせ、様々なことを示唆する。

その方が「面白い」と思うが如何か。

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