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とにかく行動をかえろ(尾森ノート1)

とにかく行動をかえろ

頭の中にあることを変えたとして現実の行動は何も変わらない。
であれば先に現実の行動を変えてしまう方が良い。
しかしながら人間には現実の行動は頭の中の自分が起こすものであるという錯覚を持っている
つまりそれは自分の意思=行動であると言う無意識的な思い込みだ。
自分自身を振り返ると言うのは、その時のどのように行動したかを言語として振り返るものである。
であるから振り返るといくことの危険性は必ず自分の思いと言うところに立ち返ってしまうことにある。
昔の自分が何を思っていようが、こうなってしまった現実をどのように弁明するのだろうか。それは過去の思いに答えを求めても何も見つからない。それでわかるのは原点に戻れたと言う1つの安心感であり、思考の産物として原点に戻るのであれば、経験など必要ないではないか。
俗に言う「ブレない」は、ブレてないかも知れないが、何も変わっていないのとは違うのか?という突っ込みに自分として回答できるか。その先にしか自分の信ずるものなど作れやしない。